選び方

考える男性

テレビドラマなどでは、一般の人が簡単に弁護士事務所を訪れ相談している様子が見られますが、現実では、弁護士に相談する機会というのは、なかなか無いものです。
しかし、日常生活の中では、これは法律的によいのだろうか、と疑問に思うことも多々あります。
勿論、生活の中のささやかな問題や疑問を全て法律のプロに尋ねるわけにはいかないですが、実際にどうしても頼らなくてはならない場面が起きると、どこで何をどうすればよいのか分からないのが現実ではないでしょうか。
事務所を探すだけなら、インターネットを利用すればいくらでも近所のものを見つけることができると思いますが、一番心配なのは、費用ではないでしょうか。
多くの人が弁護士や司法書士を個人的に利用した経験がなく、また身の回りにその経験者がいないことが多いでしょう。
それだけに、近所に事務所を見つけても、費用は高額だという印象がありますから、事務所のドアを叩くのは躊躇するのではないでしょうか。

それでも、どうしても法律のプロに頼らなくてはならない場合、いくつかの方法があります。
お住まいの区や市の公的機関で、無料の市民(区民)法律相談を受け付けている場合があります。
大抵の場合、予約制となっていますし、時間制限もありますが、きちんと弁護士の資格を持った人が対応してくれます。
また、2006年に設立された法テラスでも、予約制で無料法律相談を行っています。
いずれも、法的なアドバイスや判断をしてもらうことができますが、直接相手との交渉や対処をしてくれるわけではありません。
たとえば、不動産問題を抱えて相談した場合、その問題は法律的にどう判断されるかというアドバイスはもらえるものの、具体的な処理や手続きなどをしてくれるわけではないので、必要な場合は、自分で弁護士や司法書士など、対処ができるところへ依頼しなくてはなりませんから、当然有料となります。
それでも、最初から有料のところへ行って、どうにもできない内容だと言われて、相談料がかかるより、何かできるかどうかを判断してもらってから弁護士事務所のドアをたたく方が気が楽だというものでしょう。